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小川暖奈が健闘。よしもと男前ランキング2013全部門発表


2/27に都内で吉本興業による「よしもと男前ブサイクランキング2013」の発表会が開かれました。
このランキングはヨシモトブックスが発行する月刊お笑い総合エンタテインメント誌「マンスリーよしもとPLUS」の企画により、年に1回ハガキやインターネット、劇場のアンケート等の集計によって決定しています。全ての順位は3/1発売の同誌上で発表されますが、その発表に先駆けて東京・渋谷のヨシモト∞ホールで記者会見が開催されました。

今年14回目となる恒例のこの行事は、吉本興業に所属する芸人の容姿を競いランク付けするものです。男性芸人には、「男前部門」と「ブサイク部門」 の2部門があり、同時に発表される女性芸人の「よしもとべっぴんぶちゃいくランキング2013」は2010年から開始され、「べっぴん部門」と「ぶちゃいく部門」 の2部門があります。計4つの部門に分かれたランキング順位の一部が既に明らかにされています。




この映像は今回のランキングのダイジェスト版です。 昨年に引き続き、ピース・綾部祐二(35)が「男前部門」で1位とV2に輝き、2位の菅広文は13年連続のトップ10入りを達成しています。 「ブサイク部門」ではNON STYLEの井上裕介(32)が2年連続1位とV2を果たしました。2位は吉本の宝とまで言われたシャクレたアゴの持ち主、アインシュタイン・いなだなおき(28)が井上に追ります。

「べっぴん部門」のアジアン・馬場園梓(31)は3年連続1位のV3と、今回で殿堂入りを果たし、2位はスパイク・小川暖奈(23)が若さで健闘していました。 「ぶちゃいく部門」では1位が近藤春菜(30)、2位が箕輪はるか(33)と、ハリセンボンがコンビで上位を独占しています。また、番外編の「理想のパパ芸人」では品川庄司の庄司智春(37)が1位となっています。全4部門のランキング結果は以下の通りです。


【よしもと男前ブサイクランキング2013】

「男前部門」    → 過去のランキング(Wikipedia)
  1位  綾部祐二(ピース) V2
  2位  菅広文(ロザン)
  3位  向井慧(パンサー)
  4位  吉村崇(平成ノブシコブシ)
  5位  石田明(NON STYLE)
  6位  西島永悟(エリートヤンキー)
  7位  村上純(しずる)
  8位  安達健太郎(カナリア)
  9位  菊地浩輔(チーモンチョーチュウ)
10位  吉村憲二(ブロードキャスト)

「ブサイク部門」
  1位  井上裕介(NON STYLE) V2
  2位  いなだなおき(アインシュタイン)
  3位  斉藤慎二(ジャングルポケット)
  4位  ガリガリガリクソン
  5位  関町知弘(ライス)
  6位  山西章博(トンファー)
  7位  長谷川忍(シソンヌ)
  8位  斎藤司(トレンディエンジェル)
  9位  川田哲志(天狗)
10位  向清太朗(天津)


【よしもとべっぴんぶちゃいくランキング2013】

「べっぴん部門」  → 過去のランキング(Wikipedia)
  1位  馬場園梓(アジアン) V3 殿堂入り
  2位  小川暖奈(スパイク)
  3位  桜 稲垣早希
  4位  友近
  5位  渡辺直美
  6位  山田愛実(TEAM BANANA)
  7位  シルク
  8位  宇都宮まき
  9位  光永
10位  田中聡美

「ぶちゃいく部門」
  1位  近藤春菜(ハリセンボン)
  2位  箕輪はるか(ハリセンボン)
  3位  松浦志穂(スパイク)
  4位  横澤夏子
  5位  大島美幸(森三中)
  6位  渡辺直美
  7位  しずちゃん(南海キャンディーズ)
  8位  キャンディ畑あめ子(あげは)
  9位  山口ゆきえ(カーニバル)
10位  坂口真弓(少年少女)


【番外編】

「理想のパパ芸人」
1位  庄司智春(品川庄司)






この映像は同日の記者会見の時の模様で、博多華丸・大吉の2人が会場のランキング入りしたメンバーにインタビューしています。「男前部門」でV2を達成した綾部祐二は「2年連続1位で有難いです。」と感謝の言葉を発表し、40代以上の投票が多く熟年女性から圧倒的な支持を受けている自身のキャラを今後も継続することを宣言していました。

「最近若い女の子に手をだした?」という質問を受けると、やっかみからか、先日綾部がディズニーランドに誘ったのは元SDN48のタレント芹那(27)だったという事を周囲から暴露されてしまいます。こうした熟女にウケる綾部のキャラを覆す様な話題が出ると、井上から「女だったら誰でも良いんだ。」といった発言を執拗に繰り返され、綾部がたじろぐ場面もありました。

綾部は自身のキャラがブレる事はもとより、この栄えある場でそんな事を言われたくなさそうな様子で、負けじと苦しそうに反論しています。これは周囲共々、本音のトークのぶつかり合いだった様です。

一方、白いタキシード姿の井上は登場するなり投げキッスをしてみせ、2位と2000票近い差をつけて1位となった結果に、「もう慣れたもんですよ。」と発言するなど余裕を見せて、「嫌よ嫌よも好きのうち。世間が井上を求めているということ。」と開き直った態度で次々と調子に乗ったコメントを言い放つと、会場からは悲鳴に近い嫌悪の声も..。相変わらずのナルシストぶりを発揮した井上のウザいキャラは、明らかにその場の失笑を買っていました。

「べっぴん部門」3年連続1位に輝いた馬場園梓は遂に殿堂入りを果たしました。馬場園は「ぽっちゃりかわいい」とされる世間の声に対し、「新しい言葉を造って頂き、 ありがたいです。」と答えていました。昨年は相方の隅田美保(37)が「ぶちゃいく部門」で3連覇の殿堂入りしたのに、方や馬場園はその真逆に!アジアンのコンビ2人の明暗は、今回ではっきりと分かれる形となりました。

白いドレスで登場した「ぶちゃいく部門」1位の近藤春菜は、「ほっといてよ~」と不機嫌な態度。「ブスに優劣をつけるのはダメ!」と怒りをあらわにしていました。 アジアン・隅田の昨年の殿堂入りで、2位だった近藤がそのまま繰り上がる形となりました。

近藤は「マンスリーよしもとPLUS」が休刊となる事を知ると、「イェーイ」とガッツポーズを繰り返し喜んでいましたが、「やめなさい!」と周りから怒られる場面もありました。その理由は、「ぶちゃいく部門」が引き続き来年も開催される予定なので腹いせに休刊を喜ぶ理由には決してならないからです。

相方の箕輪も同部門2位となり、昨年末に4年間交際していた恋人と破局していた事から、「気持ちだけは明るく」と本人が言う通り鮮やかなグリーンのドレスで登場したものの、「優しくして欲しい時期に、踏んだり蹴ったりです。」と、この結果に自身の悲痛な胸の内を明かしました。カメラのフラッシュが辛そう..。


さすがに吉本の力か、こんなランキングが14年も続いている事には呆れますが、もう自分は昨年のアジアン・隅田美保の殿堂入り達成という辺りでこの行事にも飽きてきました。3年連続1位で殿堂入りして抜けるというルールが無ければ本当にマンネリ化してしまう可能性を、予め吉本も分かっている辺りがずる賢いと思います。 さすがに「ブサイク部門」と「ぶちゃいく部門」に選ばれる芸人たちは毎回不機嫌となり、露骨に本心をあらわにします。

一方では「どうせなら早く殿堂入りしてこの惨めさから抜け出したい。」という気持ちにもなっている筈で、井上も近藤もその典型に見えてしまいますが、その泥沼を体験する宿命をブサイク芸人は必ず背負うのがこの商売の辛いところでもあるのでしょう。

ブサイクの殿堂入りで気持ちが楽になるとしても、芸人としてはそれをウリにしてきた部分もあるので、殿堂入りを過去の栄光としなければならなくなるのも当然の事でしょう。 菅広文の様に13年連続でトップ10入りしている者が最も優越感に浸れるケースとなるのは殿堂入りは1位のみというルールだからで、逆にハンパなランクでブサイクな芸人ほど長年に渡り苦痛を味わうことになるでしょう。

「べっぴん部門」の馬場園梓と小川暖奈の2人は、まあ「ぶちゃいく」ではないというだけの事で、べっぴんと言える程の事もなかろうし…と思うのですが、男前の芸人は誰もが認めるとしても、元々女芸人の中には誰もがべっぴんと思う様な風貌では成り立たない「何か」がある様な気がしてなりません。冷静に近藤と馬場園の容姿を何度か比べてみれば雲泥の差も打ち消され、訳が分からなくなりませんか?さほど2人に差は無いかと..。

今回は馬場園が殿堂入りしたのと、昨年が3位で今年が2位ということからも、来年はほぼ小川が1位となる事は確定的ではないかと思うと、いま吉本の女芸人で最も勢いがあるのは小川ではないかと思えてきます。いったい小川のどこが「べっぴん」なのか?という事を言いたくても、それはあくまで投票によるものと割り切らなければなりません。


過去のランキングをWikipediaで見てみると、よくこのイベントも延々続いてきたものだなと思います。ランクインしている芸人の中で自分が全く知らない人がいたり、しかも それが1位だったりする事もあったりで、よく理解できない部分もありますね。やはり知名度と容姿の評価が決して比例関係にない事がその違和感を生んでいるのでしょう。

やはり人気があって目立つからランクインするという事も、無名でも容姿の優劣がこのランキングで話題となって人気が出てくることも両方考えられるので、このランキングは芸人1人ひとりの知名度を高める為の宣伝活動を目的にしているとしか思えなくなります。毎年のアンケートに答えたり投票することで、無意識に吉本の宣伝活動に協力してしまってはいないでしょうか。

マンスリーよしもとが発行されたのは1981年と、時代はまだ「オレたちひょうきん族」の全盛期でしたか。マンスリーよしもとPlusも含めれば30年以上の歴史がこの4月で終わろうとしているのも、時代の流れから紙メディアをようやく切り捨てて電子メディアに移行させるためと推測できます。

そんな事情の月刊誌が生んだ企画だけを残す形でこうして芸人のランキングを毎年延々と続けるのは、きっと止める理由が見つからないからではないかと…。何せ吉本芸人に限定される行事だけに、他の事務所に所属する芸人達は自らがランク付けされる事の無い安堵感と、人気を後押しできる効果から感じる羨ましさと、その両方の複雑な気持ちで傍観しているのかも知れません。


大体5年程の周期で上位のランクのメンバーが入れ替わるとなると、半端に殿堂入りできない芸人たちが下のランクに溜まってしまったり、また、1位が殿堂入りする事で繰り上げ当選的に1位となる芸人も現象として多くなれば、ランキングの正当性も面白さも曖昧になっていくでしょう。それでも一定の公正さを保っていける部分とは、あくまで一般人の投票による結果であるという事だけです。

お笑い界といっても決して吉本ばかりではなくライバルも多いため、次々と若手が育ってこのランキングに入ってくる状態を維持できなければいずれ飽きられて終わると思います。この毎年の人気取りの行事も順調に続いてきているかに見えますが、一体あとどれだけ続けるつもりなのか疑問です。

関東の、特に都市部の人間から見ればもう数年前に行き詰まったとしか思えず、
個人的にはオワコンと見ていますけどね。w











   


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