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徳山昌守に殴られたGS店長が「的確にアゴ捉えた」と神発言


4/23にボクシング元WBC世界スーパーフライ級元世界チャンピオンの徳山昌守(本名・洪昌守)(38)が傷害の容疑で警察に逮捕されました。警察によると徳山容疑者は4/22の午後6時15分頃、兵庫県三田市の路上を家族を乗せてワゴン車を運転中に、ガソリンスタンドを出て車線に割り込んできた車と接触しそうになった事から、運転手の男性(24)と口論となり顎などを数回殴り、男性の車を移動しようとしたガソリンスタンドの店長(52)にも「誘導の仕方が悪い」と因縁をつけて殴る蹴るなどの暴行を加え、怪我を負わせた疑いがもたれています。

調べに対し、徳山容疑者は「急ブレーキで子供がチャイルドシートから落ち、腹が立って殴った」などと話し、後部座席に座っていた長女(2)が前方のシートにぶつかった為に激高した事から犯行に至ったと容疑を認めています。ガソリンスタンドの店長は、「拳で飯を食っている人じゃないですか。それを凶器に変えるのは許し難い。」と語っています。




こちらは事件のもようを伝える「FNNニュース」(フジテレビ系)の映像です。ガソリンスタンドの店長は暴行被害を受けながらも、「数発パンチをあびて、お客さんも、僕も。今思えば的確にパンチが当たっていましたね。」と笑顔で答える余裕ぶりだった事から、直ちに仕事に戻れる程度の軽傷であった事がうかがえます。




こちらはCGによる再現映像を用いて事件の様子を伝える「TOMO News」の映像です。徳山容疑者はガソリンスタンドの店長に対して殴る以外にも頭突きをしたとされています。現役ボクサーだった頃は試合のリング上で朝鮮の国家統一を象徴する「統一旗」を振るなど、政治的パフォーマンスを行う事で有名だったとの事です。


逮捕から一夜明けた4/24に徳山容疑者は三田署から神戸地検に送致されると、午後6時には釈放されました。同日、知人が運営する兵庫県三田市の大成ボクシングジムで謝罪会見を行いましたが、逮捕後に初めて姿を現した徳山容疑者は着替える余裕も無いままパーカー姿で会見に臨み、「元世界チャンピオ ンでありながら、暴行をふるってしまった自分が本当に情けない。被害者の方たちはもちろん、迷惑をお掛けした皆様にも謹んでお詫び申し上げたい。」 と、力なき声で話すと深々と頭を下げて謝罪しました。

更に、「一刻も早く裁判を終わらせて被害者の元へ謝りに行きたい。被害者の心情を考えると、何と愚かなことをしたんだという後悔と反省の気持ちでいっぱいです。」と話しながらも、報道関係者から事件の経緯を問われると、「これから取り調べがあるので、今は何も言えない」と応じず、「外に出られ ただけで、これからいろいろ償っていかないといけない」と憔悴した様子だった様です。

最後に、「まだ裁判などが終わったわけではないので、コメントは差し控えたい。すみません。」と話すと、再び頭を下げて関係者に付き添われて帰宅したそうです。同署は徳山容疑者の釈放の理由を明らかにしておらず、今後は神戸地検により在宅で取り調べを受けるもようです。


その後、4/26に徳山容疑者は本人のブログで「心より」と題して、「この度は、僕の愚かな行動により、被害者の皆様とその関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけした事を心からお詫び申しあげます。」と改めて被害者に謝罪し、「僕は元プロボクサーとして、社会人として、あるまじき行為を行ってしまいました。そしてこの件を通じ、一人の人間として極めて未熟であることを痛感いたしました。今後は、被害者の皆様に誠心誠意対応していくとともに、今回の件を一生涯忘れることなく心に刻み、二度とこのようなことがないよう精進していく所存です。」と反省の言葉を綴っています。

徳山容疑者の逮捕が発表された4/23は自身の経営する経営する大阪・鶴橋の焼き肉店はキャンセルが相次ぎ、抗議や中傷の電話も殺到したそうで、 同日の来客は2組だけだったそうです。徳山容疑者をよく知る関係者は、「徳山は2002年に結婚してから、ようやく授かった娘を溺愛しとるんや。余計にカッとなったんやろな。2009年に鶴橋で始めた焼き肉屋「まる徳」でも客にあいさつして回ったりとか、一生懸命やっとるわ。鶴橋は焼き肉屋が数十店ある激戦区やのに結構繁盛しとるで。4階にVIPルームがあってな、ボクシング関係者とか芸能人とか関西の有名人がお忍びで来とる。横綱の白鵬とも飲み友達みたいやな。」と語っています。

徳山容疑者のブログには確かにその事を物語る内容があり、4/20に元世界フライ級王者の内藤大助が、4/21には元世界スーパーフライ級王者の渡辺二郎が共に来店しており、写真も掲載されています。渡辺といえば元タレントの羽賀研二(51)と共に詐欺および恐喝未遂罪に問われ、最高裁が3/28に上告を棄却して懲役2年の実刑が確定したばかりである事から、徳山容疑者とは収監前の最後の会合だった様です。反社会的勢力との関わりがあるとされる渡辺を、「渡辺二郎大先輩」とブログで称賛し一緒に写った写真を掲載する無神経ぶりは理解できません。



徳山容疑者は1974年に東京都大田区で生まれた在日3世で、東京朝鮮高級学校卒業後、1994年の9月に大阪府立体育会館でのジュニアバンタム級4回戦でプロデビューしました。2000年にボクシングWBCスーパーフライ級王座を獲得し、世界王座通算9回防衛を果たして2007年3月に引退しました。引退後の2007年の5月には映画「パッチギ! LOVE&PEACE」(井筒和幸監督)に出演しており、2009年の7月には大阪・鶴橋に自身の経営する焼き肉店、「まる徳」を開店しました。

現役であれ元プロボクサーであれ、徳山容疑者が行った行為は凶器とみなされる自身の拳によって起こしてしまった事でした。引退後に「将来は公民館や体育館で子供向けのボクシング教室を開催したい」と語っていたのに、何故こんな些細な事から子供たちの夢を壊す様な暴力事件を起こしてしまったのでしょうか。

この行いに対して、分裂と統合、改称を繰り返してきた日本プロボクシング協会(JPBA)と日本ボクシングコミッション(JBC)からは、徳山容疑者に対する処分は何も無い筈はありませんが、現時点では何も発表されていません。恐らくチャンピオンの称号剥奪や追放処分なども考えられますが、被害状況の軽さに比例して処分も軽くなるという事のない様にしてもらいたいものです。

今回の事件で意外だったのは、何よりも殴られたガソリンスタンドの店長の「今思えば的確にパンチが当たっていましたね。」という「神」的な発言でした。この「へっちゃら感」というか、「ホメ殺し」というか、様々な解釈ができる発言を残した一般市民の心のゆとりと冷静さは称賛に値するものだと思います。片や元世界チャンピオンともあろう者が、家族の目の前で「降りんかい!」とドライバーを車の外に出し、かつて自身の商売道具だった拳を凶器に変えるという信じ難い行いをしたのです。


渡辺二郎との関わりなどダークな人脈も気掛かりですし、この先どうやって徳山容疑者は世間に顔向けできるというのか…。当然ながら今後は裁判と協会からの処分が待っていますが、充分に反省した上で、今後は何か人から褒められる事をして償って欲しいものです。













   


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