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ブラッド・ピット「顔が覚えられない」と米誌で失顔症を告白


ハリウッドのスター俳優ブラッド・ピット(49)が米誌「エスクワイア」(2013年6~7月号)の長編インタビューで人の顔が覚えられないという脳の傷害を患っている可能性がある事を告白しました。5/14に乳がんの予防の為に妻のアンジェリーナ・ジョリーが両乳腺の切除し再生手術を受けたことを告白しましたが、夫のブラッド・ピットは同誌で、「僕は多くの人に失礼な人間と思われて嫌われている。自己中心的とかうぬぼれているとか言われるけど、 自分でも不思議なんだ。人の顔が認識できないんだよ。」と明かしています。

こうした症状は失顔症というもので医学的には「相貌失認」と呼ばれ、脳の一部に異常が起きて人の顔を認識することができず、たった今会ったばかりの相手の顔でも分からなくなるそうです。ブラッド・ピットは数年前に自ら専門書を読んで失顔症の事を知り、自身が現在この病を患っている疑いがあることを認識しているようです。しかしまだ検査を受けたことはなく、失顔症と診断された訳ではないとの事です。


俳優という職業柄、人と会う機会が多い為に会話を交わした相手でさえも忘れてしまう失顔症になってしまうと全ての人の顔を覚えられなくなるのは当然で、人とのコミュニケーションに多大なる支障をきたすのは間違いないでしょう。

鈴泉クリニックの鈴木二郎所長は、「この人は誰であるかっていう風な事を、お父さん、お母さん、おじいさん、おばあさん、子供といった非常に身近な人であっても、それが分からないのが失顔症ですね。顔を構成する目とか鼻とか口は認識するんですけど、全体をまとめて「顔」という風に認識することができないという風に言われています。知っている人の中に入っても、誰が誰だか分からないということになる。」と話しています。

アメリカでは40人に1人が失顔症の恐れがあり、その人にとっては誰の顔でも同じに見え身近な人の顔でさえ識別できず、更には自分の顔までもがまるで他人の顔の様に見えてしまっていると思われます。 鈴木所長は更に、「多くは脳梗塞で、ほんの軽い一部分の脳梗塞によって障害を受けてそういう事になってくるので、年齢から言うと50代以降から80代ということになるでしょうね。この世の中に生きていて誰と誰と誰という風に認識をしながらみんな生きている訳で、この症状は多くはないけれども患ったら辛いことになりますね。」と、その原因が脳疾患から引き起こされる事を話しています。




こちらはCNNが伝える「Brad Pitt's Face Blindness」と題されたこのニュースの映像です。「Face Blindness」が失顔症という事で、神経学者のオリバー・サックスが登場して故エルヴィス・ プレスリーの顔写真を見ながら、失顔症の人はこれ程までに有名な人ですら「タフそうに見えるが…誰だか分からない。」という反応を示す事を説明しています。

また、札幌医科大学の石合純夫教授は失顔症(相貌失認)の症状を、「出会った人の顔を覚えられず、誰の顔か認識できない。目、鼻、口のパーツは認識できても、顔の全体像を把握できないと。」と話し、その具体例として、「ついさっき会った相手でも場所が変わると分からなくなる。テレビや映画を鑑賞中に登場人物が判別できず筋が繋がらない。」といった事を挙げており、重度の場合は、「自分と自分以外の写真を交ぜると自分の顔を選べない。」と話しています。

その原因はやはり上記の鈴木所長の話した様な脳機能の障害が挙げられ、脳の中の人の顔を認識する部位の機能が脳梗塞や脳卒中などで損失するなどの異常をきたした場合に起きるとされ、もう1つの原因として先天性のものが挙げられるそうです。

先天性の失顔症の場合は生まれた時から人の顔の認識ができないものの、その他の認知機能には障害が無い為に相手の髪型や背格好あるいは雰囲気などで人を識別しているとされています。これはごく 普通に見える子供たちの2~3%に見られることから、自らが失顔症である事を認識できず知らないままでいる場合もあるそうです。




こちらは日本で8/10に公開されるブラッド・ピットの最新主演映画「ワールド・ウォーZ」の予告編の映像です。そもそもブラッド・ピットがエスクワイアのインタビューに応じたのはこの映画がアメリカで6月に封切られる事からでした。ニュージャージー州ホーボケンで行われた試写会で、「これは大作で、それもめちゃくちゃ恐いと保証するよ。今夏、最も強烈な映画だ。」と自らの主演作を絶賛していました。



今や誰もその顔を知らない人はいない程の世界的スターであるブラッド・ピットは今、皮肉にも人の顔が覚えられないという悩みに直面しています。先日の妻の乳がん予防の為の手術の後というタイミングに、今回は勇気ある告白をしたようですが、これを受けてアメリカのカーネギーメロン大学はブラッド・ピットに対して同大学の神経学の専門医マーリーン・バーマン教授の診察を受けるように勧めたと発表しており、今後、彼は自分が失顔症であるかどうかを確かめる為の検査を受ける予定だそうです。

まだ彼は失顔症と決まった訳ではありませんが、もしそうであれば今のところこの病の治療法は無いそうで、完治は不可能とさえ言われています。この病を彼は一生引きずったまま生きなければならないのかと想像すると、かなりお気の毒な気持ちになります。彼自身も奥さんも元々友人が少ないそうですが、それが不幸中の幸いと言えるでしょうか…。

それでも俳優という仕事にどこまでこの病が差し支えるのか、彼の苦労は計り知れないものがあります。 ブラッド・ピットの病がこれ以上進行しない事を祈るばかりです。









   


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