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小室哲哉がC型肝炎を告白。妻KEIKOの記憶障害で二重苦


2/15発売の写真週刊誌「フライデー」の最新号で、音楽プロデューサーの小室哲哉(54)が、自らが去年の10月にC型肝炎を発症した事を明らかにしました。同誌では、「僕はいまC型肝炎と闘っています。」と題された記事にその内容を掲載しています。

「C型肝炎だと分かったのは妻の桂子のおかげかも知れません。彼女が倒れたあの日をきっかけに僕も血液検査や尿検査を受けるようになり、肝機能の数値の異常に気づいたのです。」 と語る小室..。

同記事では、2011年10月にくも膜下出血で倒れた妻のKEIKO(40)に、後遺症として記憶障害が出ていることを明かしています。小室自身がこの様な状態であるにも関わらず、妻の身を案じるこんな言葉も..。
「桂子の病気は、逮捕された時よりはるかに大きい衝撃でした。ミリオンヒットを量産していた頃、僕は生きている実感もなく、「死」への恐怖も微塵も無かった。彼女の病気を契機に「生」を強く意識するようになった。だからこそ僕は彼女に寄り添っていたいと考えています。」

小室は現在、昨年10月からウイルスを排除するためにインターフェロンの注入などの治療を24週間受けてきており、まだ完治とまでは言えないものの順調に回復している様子です。

これまでにC型肝炎を患った芸能人は、漫才コンビのオール巨人や歌手の森進一、伍代夏子、俳優の渡辺謙らがいます。それぞれ皆、今は健康そうに見えるところから、今後の小室の完治は時間の問題かと思われます。むしろ妻のKEIKOの後遺症の治療の方が長引くのではないでしょうか。


C型肝炎とはウイルスの感染により肝臓に炎症が起こり、細胞が壊れて働きが悪くなる病で、小室のC型肝炎は、昨年10月末に診断を受けた時点で判明したもの。治療せず放置すれば20~30年で多くは肝硬変になり、肝がんになる可能性も医師から指摘されています。

C型肝炎が発症する原因には、輸血時や薬物依存などによる注射針からの感染の他に、タトゥー(刺青)を入れたり、ピアスを付ける際の簡単な手術の時の感染も考えられます。他には、過去に血液製剤による薬害などがありました。治療法としてはインターフェロンによるものが代表的で、肝臓の免疫力を上げる抗ウイルス薬を週1回注射すれば、治療開始から半年で70%の患者が完治すると言われています。

治療中の副作用としては、軽いものには発熱や貧血、吐き気、下痢、食欲不振などがあり、ひどいものでは、うつ症状、全身の発疹や脱毛、間質性肺炎にまで至るとされています。病の深刻さや治療の難しさよりも、むしろ副作用の方が心配されるといったところでしょうか。

風邪に似た体のダルさがある他に自覚症状が何も無いこの病は、そのまま感染に気づかず放置されがちです。小室が妻のKEIKOが倒れた事を契機に自身の体調管理を始めた為に、今回の様な早期発見につながったのは幸いだったと言えます。



そんな中、昨年一杯の小室の活動は順調というよりもマイスペースといった感じでした。昨年3月には自身のバンド、TM NETWORKの活動を約4年ぶりに再開し、9月にはMARC(マーク・パンサー)と共にglobeの活動を再開すると発表しています。 12月には芸能活動に復帰した歌手の華原朋美(38)の新曲に話題が集まるなか、一部の報道では小室がこの曲を手がける事が伝えられていましたが、華原の期待とは裏腹に小室はプロデュースを断っています。思えばこれも今回のC型肝炎の告白と共に、妻の胸中を察した上での事だったのでしょうか。

「プロデュースの噂は誤報です。」と完全に否定しています。華原にしてみれば自身の復帰の際の話題作りとなる為、かつての恋人である小室のプロデュースという話はメリットと感じたかも知れませんが、小室にとっては数々の問題を起こしてきた華原が本当に復帰できるかも疑問で、楽曲の提供によって自身が得られるメリットは大して無いと判断したのではないでしょうか。

11月の時点ではフジテレビ系「2012 FNS歌謡祭」の出演で芸能活動を復帰させる華原に対して、「頑張ってください。」というメッセージをいささか戸惑った表情で答え、華原に「新曲を提供するか?」との質問には「それは分からないですね」と応じていました。あれだけの「負の遺産」を残した休養中の華原には、昔のファンとて今さら何を...と思うだけです。

例え依頼を引き受けるにしても、自身の病と妻の後遺症という二重苦を抱えてでは、あまりにタイミングが悪い。「今はそれどころじゃない!」と言わんばかりの小室の抱える状況が痛く理解できます。しかしその反面、12月には浜崎あゆみのミニ・アルバムの為に小室は新曲を書き下ろしていますから、やはり華原は敬遠されたか..。

大晦日には、年末スペシャル番組「小室哲哉×小林克也ベストヒットワールド2012→2013」に出演し、洋楽について語っています。 今年に入ってからは、SUPER☆GiRLS (スーパーガールズ)に、楽曲「Celebration」を提供しましたが、発売はされず全国のファンに無料配布する事になりました。



一方、KEIKOの方は現在、東京と大分の実家を行き来しながら闘病を続けていて、こちらも順調に回復しているという事です。ツイッターなどの書き込みからも、ずいぶん元気になってきた様子がうかがえます。昨年は後遺症と闘う日々を過ごしていた事が伝えられており、一時KEIKOは音楽を聴くことすら「気が散って疲れる」と嫌がり、少し前の記憶を段々と失っていくようになってしまいました。

なかでも一番小室を苦しめたのは、KEIKOが大切にしてきた歌うことに関する変化でした。暇さえあれば歌を歌っていた彼女が、倒れた後はすっかり音に反応しなくなってしまった為、「こんなKEIKOの姿を見るのは、あまりにつらい。」と泣いたこともあったそうです。

くも膜下出血は、完治して社会復帰できる患者が3分の1程度と言われる病ですが、KEIKOの場合は医師も驚く程の速さで回復していると昨年までは言われてきました。しかし、時として回復が滞ることも起こり得るとの事。KEIKOを歌手として復帰させることが、逆に症状を再発させる可能性も考えられることから、3人揃ってのGlobeの復活を将来目指すのが良いとは限らないと考える方が正しいのかも知れません。

小室自身は一昨年の10月以来、妻の病気のサポートを続けてきたものとばかり思われていましたが、実際この様な病に冒されていたとは誰もが測り知れず、旧来からの小室ファン達の間には動揺が巻き起こっています。

小室が献身的な看護を続けた事で、KEIKOの症状は昨年よりも快方に向かいつつあるのでしょうか?
現在のところ、実情はまだよく伝わって来ていません。





この映像は「小室哲哉 ロングインタビュー」と題された小室の近影です。今回の病の事は語られていませんが、音楽業界で生きていく事の楽しさや難しさ、そして必要とされる能力についてをさらりと語っています。その姿は加齢とは別に、病によって幾分やつれた様に思えますが、再び精力的な活動を続けてはいる様でした。しかし、実績の面では逮捕からの復帰後に、かつての様なミリオンヒット曲はまだ1つも出ていません。

発表されている情報から総合的に判断するなら、大事には至らなそうで良かったと思います。2008年11月の逮捕以来、波瀾万丈の人生を転がり続けたクリエイターとしての小室哲哉を既に賞味期限切れとみなすのは、かつての栄光を思えばあまりにも悲しい事。この病が彼の自身の人生のボトム(どん底)となるのか?今が正念場という気がします。

早く回復して、また日本の音楽史に残る様な素晴らしい曲を残して欲しいものです。
小室哲哉が再び復活してくれる日を心から待ち望んでいます。













 

   


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