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浅田真央とキム・ヨナが来季で引退。ソチ五輪が最後の戦いに


女子フィギュアスケート選手の浅田真央(22)が来シーズン限りで引退することを示唆しました。4/13に東京・国立代々木競技場で行われた世界フィギュアスケート国別対抗戦の第3日を終えた浅田はテレビの取材で、「五輪という最高の大きな舞台が待っているので、そこで自分の集大成としていい演技ができるように頑張りたいと思います。」とコメントした後、ソチ冬季五輪が自身の競技人生の最後である事を思わせる内容の発言をしています。

記者が「今の時点で浅田選手にとってソチ冬季五輪の金メダルはどれくらい見えてきているか?」という質問を投げかけると、「う~ん。そうですね。今、 質問されて考えるんですけど、今の時点で五輪のメダルというよりも、自分のスケート人生の中での最高の演技をすることが今の目標なので、本当に最後はスケート人生の中で一番いい演技をしたいと思っています。」とコメントしていました。

「最後は」という言葉が出ていた事から、浅田が会場を出る際に改めて記者が、「来シーズンが最後ですか?」と確認を取ると、「今のところはそういう気持ちでやってます。」と答え、「競技を続ける可能性は?」という問いには、「本当に集大成として考えているので…。」とだけでした。更に、「いつごろから(引退を)考えていたか?」に対しては、「今年に入ってからですかね。」と答えていました。




こちらは、「ポータル ANNニュース&スポーツ」(テレビ朝日系)が伝えたこのニュースの第一報です。


2010年に出場したバンクーバー冬季五輪は浅田にとって初めての五輪の舞台でしたが、自己最高得点の演技をしたものの韓国のキム・ヨナ(22)に一歩届かず銀メダルに終わり、演技を終えた直後の浅田は、「悔しいですけど、でも自分のできることはできたかなと思います。」とコメントしていました。

バンクーバー冬季五輪の後、4年後のソチ冬季五輪を目指した浅田は、今シーズンを迎えグラプリファイナルや四大陸選手権などの5大会で優勝を果たし、ソチ冬季五輪に向けて着実に結果を残してきました。


【 最近の浅田真央の成績 】

2012年11月 : グランプリシリーズ(中国杯) 優勝
2012年11月 : グランプリシリーズ(NHK杯) 優勝
2012年12月 : グランプリファイナル 優勝
2012年12月 : 全日本選手権 優勝
2013年 2月 : 四大陸選手権 優勝
2013年 3月 : 世界選手権 3位





こちらは、2010年4月に放送された「Mr.サンデー」(フジテレビ系)の映像です。宮根誠司(49)が浅田とお買い物&焼肉デートという企画でバンクーバー冬季五輪大会での話に触れています。

てっきりこの番組は、「よくぞ健闘した」とばかりに浅田をねぎらうものかと思って見ていると、浅田が焼肉をバリバリと食べる姿や演技の前日は意外にもよく眠れるといった話までは興味深かったのですが、その後で宮根がバンクーバーで銀メダルとなった浅田の辛い思い出をわざわざ掘り返し、キム・ヨナのことを、「根性入ってるやろ、あの子!」と称賛していた意図が全く分かりませんでした。まだ同大会が終わって2ヵ月にも満たないタイミングだけに、これは無神経にも程があるなと…。

そんな話題をまくしたてられて浅田はすっかり真顔となり、何か辛い記憶が蘇っていた様に見えて可哀想でした。「あの負けは必要だった」とばかりに無理やり納得させる様な締めくくりに、「何だ、この後味の悪さは?」と、よくよく考えてみると、「なるほど、さすが当時のフジの成せる技か」と理解するしかなく、ひたすら呆れるばかりでしたが…。




こちらは今年2月に放送された、「やじうまテレビ!」(テレビ朝日系)の中の「やじテレ スポーツ」のコーナーに出演した浅田の映像で、「リンク外の浅田真央」と題して浅田の素顔に迫っています。姉と交わした約束や理想の男性について、更にはバレンタインデーの話などをはにかみながら語るなど、気がつけば浅田も22歳とすっかりお年頃になっていた様子がうかがえますが、これもまた下世話な企画でした。こうやってメディアは来年23歳で引退する浅田を段々とタレント化しようとしているのでしょうか…。


4/13に行われた今シーズンの最終戦となる世界フィギュアスケート国別対抗戦で、浅田は注目の最初のジャンプでトリプルアクセルが2回転半のダブルアクセルに終わり、そのミスが響いてフリーで5位という結果に終わりました。

同大会では日本は出場しなかったペアが無得点だった為に4種目の合計は49点と下がりましたが、それでも鈴木明子(28)が自己最高得点を出すなどの活躍で3位となっています。

今シーズンを終えた浅田は、「ショートもフリーも両方とも大好きなプログラムなので、こうしてシーズンを好きなプログラムで締めくくれてすごく嬉しかったです。所々で休息をして、また次のシーズンに臨みたいと思います。」とコメントしていました。

奇しくもバンクーバー冬季五輪で金メダルに輝いた浅田と同年齢のキム・ヨナが来シーズン限りでの引退を表明しています。既に昨年7月の時点でキムは、「夏が来る前に大学卒業後の進路を明らかにしたい」としながら、「私には現役としてすべきことがまだ残っていると思った」とコメントしていましたが、3/20にカナダから帰国した際に韓国・仁川国際空港での記者会見で、「ソチ冬季五輪で気分良く、幸せに選手生活を締めくくりたい。」とコメントし、五輪後に引退する意思があることを示唆していました。

2014年のソチ冬季五輪に向けてキムは、「次のシーズンが選手生活の最後となるので、すべての大会で最善を尽くしたい。結果がどうなるか正直誰も分からない。試合を終えて点数が出る時まで誰も分からない。個人的には全ての大会で後悔なく滑りたい。」とコメントしている事から、ソチ冬季五輪が自身の最後の舞台となり、そこで選手生活を終える意思を明らかにしています。これを受けた韓国メディアは、「ソチ五輪はキム・ヨナにとって選手生活に有終の美を飾る舞台になるようだ」と伝えています。


浅田の地元の名古屋では突然の「引退表明」に驚きが広がり、最後の舞台となる2014年のソチ冬季五輪での金メダルを望む声が高まっています。愛知県スケート連盟フィギュア委員で国際審判員の久野剛生(54)は、「長い間続けてきたので、ソチ五輪が最後だろうと思っていた。ただし、五輪後に発表すると思っていたので、この時期での言及に少し驚いた。」と語 り、ソチ五輪に向けては、「本人も「集大成」と言っているように、本番では全部の技を決めて有終の美を飾ってほしい。」と期待をかけていました。

今シーズン最終戦を終え、来季を自身の最後の舞台と決めたことで浅田の気持ちも引き締まることでしょう。悲願の金メダルに向けて、果たして最高のフィナーレを迎えられるのでしょうか。

浅田真央VSキム・ヨナ、この宿命のライバルの戦いはソチ冬季五輪で最終章を迎えることになりました。決戦の日はおよそ300日後に迫っています。











   


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