12人の大家族によるドキュメンタリー番組「痛快！ビッグダディ」(テレビ朝日系)に出演していたビッグダディ・林下清志(48)と林下美奈子(30)の2人がついに5/2に離婚した事は記憶に新しいところですが、同日5/2に前妻の美奈子は自身の著書「ハダカの美奈子」(講談社)を出版し、5/11に東京・新宿の福家書店新宿サブナード店で発売記念イベントを行いました。
同イベントには400人限定のところを1000人以上の来場者があったそうですが、著書には美奈子の生い立ちから始まり前夫の清志も知らない壮絶な人生について赤裸々な告白が書かれています。その主な内容は以下の通りとなっています。
【 ハダカの美奈子 -主な内容- 】
・生い立ち、父親からの度重なるDV
・家を飛び出し、グレて高校を2ヵ月で中退
・シンナー、レイプ未遂、覚せい剤騒動
・15歳で妊娠発覚。中絶も考えたがさまざまな葛藤を乗り越え産むことを決意
・結婚をせず、長男・星音を私生児として出産
・17歳で結婚、その後、立て続けに5児を出産
・5児を育てるために水商売へ。No.1キャバ嬢に
・元ダンナのDV、浮気。子どもとともに逃亡、シェルターへ
・シングルマザー時代に入れた2つのタトゥー
・ダディとの出会いからスピード再婚の実情
・ダディとの性生活
・再婚と移住を巡っての実父との金銭トラブル
・音信不通となっていた実父が昨年5月に孤独死していたことが発覚
・テレビで放送される生活への違和感、戸惑い
・ダディとの離婚、新天地・宮崎での生活
こちらは、YouTube上のオリコン芸能ニュース「oriconofficial」による上記の「林下美奈子 サイン本お渡し＆握手会」の様子です。何だか見た目が小奇麗になり話しぶりも「よそ行き」という感じがしますが、あくまで同番組での美奈子との対比としてそう思えるだけの事かも知れません。逆にどれだけ清志が生活に追われ、彼女を女性扱いしてこなかったのかという点が浮き彫りになるという罪深さを感じますが、それはちょっと言い過ぎでしょうか。
インタビューに応じた美奈子は、離婚後の生活の事や清志との復縁は100％無い訳ではないと語り、芸能界に対する興味はあると笑顔で反応しています。週刊誌に自身のセミヌードが載った事に関しては、「やり過ぎちゃったかなと思う部分もあった」と語るも、「キレイに撮っていただいて…」と仕上がりについては満足している様で、「あれ以上はないですね。もうギリギリ…。」
と限度を見極めている様でした。
元夫婦同士が申し合わせたとは思えませんが、この美奈子の出版のタイミングは先月4/26に清志が自身の著書「ビッグダディの流儀」(主婦と生活社)を出版して話題になったばかりの事です。清志はその翌日の4/27に美奈子に先駆けて同じく福家書店新宿サブナード店で「サイン本お渡し会＆握手会」を開催しています。同著書は清志自身のものの考え方を体験談と共に示す形式を取っており、主な内容は以下の通りとなっています。
第１章 俺はこうやって大人になった
第２章 俺はこうやって仕事をしてきた
第３章 俺はこうやって女性と向き合ってきた
第４章 俺はこうやってテレビに出てきた
第５章 俺はこうやって子育てしてきた
今年の正月に放送された同番組の「新春スペシャル特別編」で清志と共に離婚する方向で話を勧めていた美奈子は、4/21の同番組ではまだ別居しておらず、なぜか清志の経営する接骨院の2階で同居している場面がみられました。この不自然な状態に困惑した視聴者も多かった様ですが、最終的には5/2に夫妻の離婚が成立し、同日に美奈子は著書を出版すると清志は故郷である岩手県に帰り、美奈子は宮崎県の日南市に移り住んで現在6人の子供と新しい生活をスタートさせています。
4/21の同番組は「痛快!ビッグダディ19」と題されシリーズ最終回とされましたが、それは何と通算30回目の放送であり、初回の放送が2006年の9/26という事からドキュメント番組では異例の約6年7ヵ月に渡るロングランを達成しました。エンディングの「頑張れ！ビッグダディ、頑張れ！美奈子さん」というナレーションと共に同シリーズは完結しています。
テレビ朝日の関係者は、「本の出版に合わせて、美奈子さんがヌードになるらしいんです。際どい写真も撮ったそうですが、掲載は裸の上にシルクを羽織ったソフトな写真と聞いています。」と
語っていましたが、その直後の4/26発売の写真週刊誌「フライデー」(5/10・17合併号)の袋とじにはリゾートホテルのスイートルームで撮影された美奈子のセミヌード写真が掲載されました。
また、美奈子の知人は、「宮崎では番組を放送していない。「誰も自分を知らないところで暮らしたい」という理由で選んだみたいです。」と明かしていますが、確かに番組が放送されていなければ殆どの宮崎県人は美奈子の事を知らないでしょう。しかし写真週刊誌は全国で販売されている為、いずれ美奈子の存在が知れ渡るのは時間の問題でしょうか。
同番組の関係者が、「美奈子さんは芸能界にも興味があるみたいです。林下さんと喧嘩した後に流す一筋の涙が好評で、芸能関係者の間で「女優向き」との声も上がっていますから。」と語っている事も明らかになりましたが、その件について本人に話を聞こうとしても、「取材は一切、お受けしません」と拒絶され、実際の所は上記の出版記念イベントで「興味はある」と発言した以上の進展はみられていません。あとは何らかの形でオファーを受けた条件を承諾し、本人の口からその意思を示す発言をするまで待つしかないといった状態でしょうか。
離婚後の美奈子は自身の著作が20万部超の販売実績を達成したことから、「印税は子供のために使いたい」と母の顔を見せています。ある書評ライターは、「お茶の間向けの番組内では一切語られなかった美奈子さんの壮絶な過去の告白が最大のポイント。人気番組の関連本でもなかなかヒットが出ない出版業界では珍しい現象」と語り、驚いている様子です。
宮崎に引っ越したものの美奈子は現在まだ仕事も決まっておらず、結局は夜間に飲食店で働くことになったそうですが、同番組の最終回の視聴率は関東地区の調査では19.3％という数字を叩き出したそうです。清志はもう撮影を続けて欲しくはないと意思表示していますが、ロングラン番組であった事と一般人の出演する番組がこれだけの高視聴率となるケースは稀である事から、業界では優良コンテンツとして評価されているそうです。
という事は、特にテレビ出演を拒むこともなく逆に「興味がある」と発言した美奈子だけでも出演させることはできないかと、テレ朝に限らず他局も美奈子を狙っていると思われ、今後は各局が争奪戦を繰り広げる可能性は充分有り得るでしょう。しかし、肝心のオファーの前に現在の美奈子のテレ朝との契約関係はどうなっているのかが気になるところです。
これに関して他局のプロデューサーは、「３月末にテレ朝さんとの契約が切れていて、現在はフリー。これだけ話題性があるし、そりゃどの局もオファーを出してます。特に他局のワイドショーは喉から手が出るほど欲しい。独占出演となれば、その時間帯は独り勝ち確実。少々ギャラが高くなってもＧＯですね。」と現実味のあるコメントをしています。
しかし当のテレ朝は美奈子に対して他局への出演に「待った」をかけている事が分かりました。美奈子は既に契約が切れているテレ朝が尚もそうした「縛り」を行っている事に困惑し、一歩前に進むことができなくなっている状態であると言われています。しかも著作本の販売促進の為の活動や上記インタビューで示唆されていたタレント活動などにも口をはさみ、事実上制限されているそうです。
その件に関して制作関係者は、「テレ朝の横やりが入ってるんですよ。義理堅いマミィ(美奈子)がテレ朝に気を使っているんです。」と明かしています。「契約が切れたとはいえマミィは一応、テレ朝に「出演しても大丈夫ですかね？」と聞いたそうです。ところがテレ朝側は「好ましくない」と返答した事から、それは「出るな！」と言われたも同然で、どうすることもできない状態なのではないかと思われます。
個人の契約満了後に縛りのプレッシャーをかけてくるテレ朝もどうかと思いますが、まんざら悪い事ばかりでもなく今後また別の仕事がもらえてデビューできる筋道を作ってくれるかも知れず、美奈子が困惑する気持ちも分からないではないところです。
やはり美奈子はどこかの事務所に所属してマネージャーを付け、ブッキングから法や権利関係の手続きを常に取れる状態でいるのが必須条件と言えます。現場の馴れ合いで活動せずに企業のコンプライアンス遵守に添った活動を自らもすべきでしょう。そういった点では現在はまだちよっとナメられている様な気がします。
意外と美奈子がデビューしたら雰囲気的には「スチュワーデス物語」の堀ちえみ(46)の様に(超古っ)お化けヒットする番組を生み出し、女優としてとんでもない才能を発揮するかも知れません。これが芸能界の魔力というもので、自分としては美奈子の女優デビューに1票を投じたいと思います。w
最後にピン芸人の「はなわ(36)」による清志の物真似の映像でも見て、ビッグダディを偲ぶことにしますか…。このネタは何個かパターンがある様ですが、あまりテレビでやってくれません。特に最後に見せる「クイック土下座」と言われる、美奈子に対するふてぶてしい清志の謝罪の仕方の真似がいいですね。w
2013-05-19 23:05
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