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観客に全裸ダイブが公然わいせつに。江頭2:50事情聴取へ


5/29にお笑いタレントの江頭2:50(47)が公然わいせつの疑いで警視庁から事情聴取を受けていた事が分かりました。江頭は5/25に都内・新宿のタワーレコードで行われた自身のDVD「江頭2:50のピーピーピーするぞ!8 逆修正バージョン~お台場人民狂和国~」の発売記念イベント中に白い綿のブリーフ1枚になり、「ブリーフ重量挙げ」という持ち芸を披露しようとブリーフの両サイドを引っ張り上げて肩にかけたところ下半身が露出しブリーフが破れて失敗してしまいました。

そして司会者の制止を振り切り、江頭は下半身を露出したままの状態で約300人の観客の中に飛び込むと観客から胴上げ状態にされました。警視庁はこの一連の行為が公然わいせつにあたる疑いがあると判断して、5/29の午後に都内・渋谷区の「ライブゲートトウキョウ」でインターネットテレビの番組「江頭2:50のピーピーピーするぞ!」の公開収録を終えた江頭に対し警察官がその場で事情を聴いて厳重注意しました。

その時、「時間のある時に署に来て詳しい話をしてほしい」と警察官が言い残して帰っている事から同庁は後日また改めて事情聴取を行ってから立件の可否を判断すると思われ、江頭はスケジュールを調整して警察に出向くことになったそうです。江頭の所属事務所の大川興業によれば聴取の内容は、「イベントはどんな状況だったのか?」、「全裸になった事がネット上で話題になっているのを知っているか?」といったものだったそうです。

江頭は、「ブリーフ重量挙げは成功すれば局部が見えることはない。あれは失敗した結果のアクシデントだった。」と説明し反省していたとの事ですが、果たして通用するのでしょうか。何故ならばそれは後に観客の中に全裸でダイブした行為とは無関係であり正当な理由にはならないからです。




こちらは5/29に放送された「スーパーJチャンネル」(テレビ朝日系)が報じるこのニュースの映像です。まだブリーフ1枚になる前の江頭の様子が伝えられていますが、既に目つきがヤバくて何かをしでかしそうな雰囲気は満々です。




こちらは「TOMO News」による映像で、この騒動をCGで再現したものです。ほんの一瞬ですが、0分15秒の所で成功した状態の「ブリーフ重量挙げ」の様子を見ることができます。 疑問が残るのは、0分18秒の所の様にブリーフをステージに投げ返すという場面が実際にあったのかという事です。




こちらは「Oricon Official」による実際のイベントの様子です。冒頭では得意の芸が編集されており、0分19秒の所で司会の早川亜希(36)の呼びかけで登場した江頭はいつもながらのハイテンションで、のっけから観客にダイブした後ステージに戻ると決めのポーズで止まりまずは一段落します。早川はこのイベントの為に用意された1度限りの司会者ではなく、江頭との間柄は2006年の8月からこのDVDシリーズの素材元となっているインターネットテレビのトーク番組「江頭2:50のピーピーピーするぞ!」のアシスタントをしてきたという関係です。

江頭はのっけから、「スタッフがカメラ禁止って言ってたけど、お前ら俺を撮れ!」と叫んで観客に自由に写真を撮らせるといった掟破りの行動に出ると、「いいんですか!?」と早川が止めに入ろうとします。早川はこの様に常に江頭の暴走を防ぐ役目をする様な存在ですが、「俺がルールだ!」と強気の発言をして江頭はステージから降り、決めのポーズで観客に接近して写真を撮らせていました。

まだこの辺まではご愛嬌というレベルで主催者も仕方なく認めていました。江頭がテレビ番組に出演する時とは違うテンションの高さなのは観客の誰もが江頭のファンであり新作DVDを既に購入済みという事からで、普段よりも「濃い」江頭ファンが集合している状態だからです。本来このイベントは観客の購入したDVDに江頭が自筆サインをするという握手会なのですが、まずその前に「トーク」をしている状態です。

そうした理由から、「DVD買ったんだろうな! 買ってない奴いるか!」と江頭は確認を取っており、「はーい!」と意外にもまだDVDを買っていない者の声が上がると、「すごいなあいつら…」と妙に感心している訳です。

この日の江頭の衣装はオリンピック競技にレスリングを復活させる為にロシア入りした女子レスリング金メダリストの吉田沙保里選手(30)にちなんだもので、吉田の所属する会社の「アルソック」ならぬ、江頭オリジナルの「エガソック」のレスリングコスチュームだそうです。それを早川に指摘されると、江頭は現在レスリングがオリンピックの競技から外される危機に瀕しているという話題に入り、「だから俺はレスリングをアピールしに来たんだよ!」と力説していました。

江頭は2008年の北京五輪と2012年のロンドン五輪のレスリング会場に金色のタイツ姿で現れ吉田に声援を送っている姿が全世界に生中継された事から、「オリンピックのレスリング中継っていったら4年に1度のレギュラー番組だぜ!」と豪語し、「このDVDをIOC(国際オリンピック委員会)のメンバーに送るから」、「ロビー活動だよ!」と調子こいた発言を続け、それを早川に否定されると遂には、「これ(DVD)送ってもしIOCの奴らがレスリング落としたら、俺は、あいつらにテロやるからな!」と爆弾発言をしていました。

さすがに呆れ果てた早川は「えー?ダメダよ!」と叫んでホイッスルを鳴らし、「今日はカメラもいらしてますからね、色々と…。」と発言を抑え込みましたが、江頭は更に逆上してカメラを指差し、「テロやるからな!」とダメ押しをする頑固さで、再び早川がホイッスルを鳴らすといった有様でした。この映像ではカットされていますが、他にも「国際問題上等!」、「会場を地獄にするぞ」といった過激極まりない発言もあったり、別の話題の場面では観客の中に居た子供に向かっていかがわしい大人向けのギャグを披露し、「これが俺の性教育だ!」などと正当化していた様です。

最後に今回の騒動へと繋がる発言として、「DVDの売り上げがもっと上がるように、そしてレスリングがオリンピックの種目に正式に決まるように…。」と前置きすると観客は異様盛り上がりを見せ始め、江頭が「ブリーフ重量挙げ」を行うことを宣言すると、おもむろにコスチュームとブーツを脱ぎ始めてブリーフ一丁になりました。観客からは待ってましたとばかりに自然な形で「エガちゃん」コールが沸き起こっていたそうです。

準備が整うと、「よーく見とけよ。」と江頭が観客を煽ります。すると早川も司会者の手前それが成功すると信じて疑わず、「では、よろしくお願いします。」と仕切ると、江頭は直ちに奇妙なパフォーマンスを始め、「三浦雄一郎に負けてたまるかぁ~!」と突拍子もないコメントの後、「い~やぁ~」という掛け声と共にブリーフの両端を肩の所まで引っ張りあげたところ、局部がポロリと露出してブリーフが破れてしまい「ブリーフ重量挙げ」は失敗に終わりました。

さすがに映像ではその部分がDVDの表紙で隠されミュートされていますが、女性ファンの悲鳴に近い声が響く中、江頭は局部丸出しとなり、とっさに早川が駆け寄って前に立ちふさがり隠そうと したり、スタッフがバスタオルで隠すなどしましたが江頭はそれを振り払って拳を握りしめ、顔が形相となって異様なテンションでポーズを取っています。

仕方なく早川はDVDのパッケージを江頭の局部にかざして隠し続けましたが、江頭もここで止めて引っ込むか局部を隠し続けていればまだギリギリ事故で終われた範疇でした。しかしその直後、首に破れたブリーフをひっかけた状態のまま全裸で観客の中にダイブしてしまった江頭は失敗してやぶれかぶれだったのか、それとも失敗と見せかけて思惑通りに目的を完遂したのか…。いずれにせよこの行為は刑法174条の一線を越えてしまうものでした。興奮に沸き返った観客から江頭は体を支えられて何度か胴上げされ続けると、早川はそれを止めさせようと必死です。やがて体勢が崩れて江頭が床に降り立つと、なおも観客が殺到して揉みくちゃにされていました。

観客は大喜びして盛り上がっていたものの、ようやく江頭はスタッフに抱えられながらステージの裏へと引っ込み、主催者の判断で強制的に出番を終わらせるという顛末になりました。その後一旦仕切り直した会場では握手会が始まり、江頭はファン1人ひとりに向かって過激で不快な言葉を浴びかけるという「サービス」で再び観客を湧かせていました。これもまた主催者としてはハラハラドキドキものの不快なムードだったに違いありません。



当日このイベントには10代の女子や子連れの主婦も詰めかけており、会場は店内の一角に設けられていた為に江頭には無感心な単にCDを購入しに来た客もこの騒動を目撃するハメになったようです。ある放送作家はこの騒動について、「元々確信犯ですよ。壊れると高そうなカメラを持っている女子のところは避けて、問題がなさそうなところを狙ってダイブしている。」と語り、また、「業界ウオッチャー X」とされる人物は、「すべてはネタ。すべては洒落。それがお笑い芸人のいいところだ。」と語るなど、この騒動を楽しんでいる人達の発言も散見しています。


この騒動がネット上で伝わると、まるで江頭を称えるかの如く、「フライング・フルチン・プレス」というプロレスの技の様な名称が誕生し、「新たな伝説」を作ったとして大騒ぎになりました。現場に居合わせてその光景を目撃した東スポの女性記者は、「アレはギンギンでした」と証言して異様な熱気に包まれた会場の様子を紙上で再現するといった江頭に対して追い風となる扱いをしていました。しかしその4日後にこの騒動で江頭が警視庁の聴取を受け、今後本格的な取り調べが行われるとなれば、各紙もそうそう江頭をはやし立てる側には回れなくなるでしょう。


これを受けた大川興業は、「日本で公の場で下半身を露出して警察ざたになるのは初めてです。イベント当日から今日まで事務所やイベント会場に抗議は来ておらず、報道を見て警察が動いたのでは。ポロリも事実ですし、警察が来たのも事実なので関係者に申し訳ない。すべてはブリーフ重量挙げに失敗してしまったのが原因。常にお客さんを盛り上げることを考えているのでサービス精神が過ぎてしまった。」とコメントしており、関係者は江頭が聴取を受けた翌日の5/30に立件の可否を見て今後の江頭の処分を検討したいと発表しています。




こちらは有名な江頭の「トルコ事件」を記録した貴重な映像です。1997年の2月にテレビ東京の番組「ザ・道場破り!」の企画でオイルレスリング交流試合に出場する為に江頭が中東・トルコに出向いたところ、 現地で練習中に頭部に怪我を負った為に急遽試合に出ることができなくなった為、その代わりに前座として3000人のトルコ人を前に持ち芸を披露するという企画に変更となりました。

そこで、江頭があぐらをかいて座ったまま縄跳びをする「座禅縄跳び」という芸を行ったところ予想外にウケた事から調子に乗り、今度は全裸になって逆立ちして肛門に「でんでん太鼓」の軸を刺すという芸を披露したところ、これが公共の場で裸体になる事が禁じられているイスラム圏のモラルに反していた為に観客の間からはうって変わって強烈なブーイングが起こりました。

結果、江頭は警官に連行される形でその場から退場することになりましたが、さもなければ江頭は暴徒化した観客に襲われていた可能性が高く非常に危険な状況だったそうです。それを裏付ける事実として警察が来るのを待つ間に江頭が身を隠していたトイレの窓から表の路上を見ると自動車が逆さになって炎上していたそうですから命を落とす危険もあったとされています。

警察に保護されて幸い上手くその場を逃れることができ取り調べを受けると、江頭には罰金刑という処分が言い渡されました。ところがたいそう怯えていた江頭に課せられた罰金はたったの75円で、何かのドッキリではないかと思ったと帰国後に語っています。

こうした苦い経験が過去にあったものの江頭は自身の芸風を今だに全く変えていないどころか、2000年代に入っても発言や行動で幾つかの問題を起こし続けてきています。しかしその反面、東日本大震災の後に被災地の避難所に2トントラックを自ら運転して救援物資を届けていたとの目撃情報もあり、それが江頭本人であったとの裏付けが後に取れた事から、意外にも善い行いをしているといった面もまた話題になりました。


江頭と言えば上半身が裸で下半身は黒いスパッツという姿が「正装」とも言えるスタイルで、登場した瞬間から超ハイテンションで場の空気を激変させるエネルギーを持ち、体を張ったシュールで下品な幾つかの一発芸の連鎖と共に発言も過激かつ挑発的なものばかりで、シメに観客席にダイブするというのがお決まりの芸風です。

芸人としての笑いどころは意外と難解で、時代の流れがどうあろうと一切その芸風を変えることも無く、また古びて風化してしまうことも無いという状態を保ったまま時々テレビに登場しては生き残り続けてきたという印象を強く持ちます。

今回に限らず舞台上でもテレビでもチャンスさえあれば高い頻度で全裸になることでも知られ、その発言に耳を傾けると意外と人情味があったり弱い面を見せたりもする不思議な魅力を放つ他に例を見ないタイプの芸風だと思います。興味深いリサーチ結果として、全ての年代の男女を対象に江頭が好きか嫌いかでアンケートを取ったところ意外にもその平均値に大差は無く、さほど嫌われてはいない事が判明しています。

特に10代~30代の年齢層では「好き」という答えの方が上回っており、逆に年配層からは圧倒的に嫌われている事が分かっていますが、江頭を支持する若い層がやがて5年、10年と歳を重ねていけば更にファンの年齢層が厚くなっていく可能性は高いとされています。自分には彼の魅力がどこにあるのかよく理解できませんが、やはり今後は逮捕されない範疇でその独自の芸風を維持して欲しいとは思います。

恐らく今回の様なアクシデントに「次回」はもう無く、そこには逮捕の2文字が待っていそうな気がします。この件で江頭にかかる容疑は刑法174条の「公然わいせつ罪」であり、6ヵ月以下の懲役もしくは30万円以下の罰金という軽い様な重い様な微妙な処罰となりますが、まあ実際のところは厳重注意で終わるか最悪でも罰金刑で済む筈でしょう。

江頭の魅力とは一体何なのでしょうか?抑圧されたこの現代社会に生きる多くの若者にとっては、彼の様に自信を持ってモラルも規範もいとも簡単に破っていくというクレイジーな姿が唯一無比の存在としてヒーロー視されているだけなのでしょうか。ならば尚さら今回の経験を機に、「ブリーフ重量挙げ」に耐えうる専用のブリーフを自ら開発することが必須となり、今後も体を張った芸風で行くならばプロとして商売道具に気をつかうべきかと思います。

しかし江頭にしてみれば今回の騒動の全てが思惑通りの意図的な行為だったのか、あるいはブリーフが破れた時点で引っ込みがつかず、ヤケを起こしての行動だったのか?どちらの可能性も想定できるだけに争点はまさにそこに尽きると思われます。

それにしても何だかシマリの無い話題です。いつかは起きる事と思ってはいましたが…。w












   


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